1 コーポラティブ住宅とは
 
(3)住宅供給の中での位置づけ

 住宅供給を大きく分けると、1公的住宅供給2営利的住宅供給3非営利的住宅供給の3つの柱がある。コーポラティブ方式は3番目の「非営利的住宅供給」の中の協同組合による住宅供給に該当する。住宅供給に際して、不特定多数の人々を対象にするのではなく、「組合員」という限られた人々に非営利で住宅を供給するという点に特徴がある。しかも事業主体も組合員であり、自分たちの住まいづくりを自分たちで力を合わせて行う「自助活動」であることも大きな特徴である。

 ただし、欧米では「住宅組合法」のような制度によって「住宅協同組合」は法人格を取得するのに対し、日本ではそのようなものが制度化されていないため住宅協同組合に法人格はない。そのために日本の住宅協同組合は、責任ある契約当事者にはなれないので、実際に土地や設計、工事、融資などの契約をするのは各組合員個人という形になる。
● 住宅供給の種類 ●
住宅供給の種類

 

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(4) コープ住宅の建設供給主体